子育てとミニマリズム
子育てとミニマリズムってずっと正反対な位置にあると思っていたんです。
だって子供がいると基本モノが多いですから。
だけどふと思った時がありました。
子育てを経験した人こそミニマリズムを追求することに向いている。
赤ちゃんは生まれて半年くらいは、
これでもかっ!てくらいに急成長します。この頃は毎日写真を撮ってても飽きません。親バカだからではなく、
1日1日本当に顔が違う。それくらい急成長します。
その後も、はいはいできるようになり、立てるようになり、歩けるようになり、
離乳食が始まったと思ったら、気づけば幼児食、自分で食べられるようになったり、好き嫌いがでてきたり。
水着や夏のサンダルなんて次の年にはもう着れないんです。
何が言いたいかと言うと子育てを経験した人は、
ライフスタイルというものが、日々変化する。という事を身をもって体験しているということ。
「今」必要なモノをいつも意識して生活しているから。
その時期時期で使う便利な育児グッズも違うし、今日必要なモノが3週間後は必要なモノとは限らない。という事が身に染みてわかっていると思う。
育児という、初めてのライフイベントを経験するにあたっての不安から、たくさんの育児グッズを買い揃える。
雑誌の情報や実家の母の言う事に翻弄されて、あれもいる?これもいる?
そんな感じになるのは有りがちな事。
でも結局は本当に必要なモノって少なかった。今振り返るとそう思うんです。
娘はもうすぐ4歳。
成長のスピードはこれまでより緩やかにはなるだろうけど(これからは多分内面的な心の成長がピークになる時期)それでもライフスタイルは日々変化していくし、いるモノ、いらないモノ、どんどん変化していくと思う。
だからこそ
子供がいる方こそミニマリズムの追求し甲斐があると思うんです。
結局、生きていくこと、「命」を守るために必要なモノって少ない。
・安心して食べられる食べ物。
・安全に歩ける靴。
・清潔な寝床。
子供たちのそういうことにお金は遣っていきたいですよね。
さらに、そういう目線で考えてみれば、意外と大人たちに必要なモノも少なかったりするわけです。
最後に
究極に考えてしまえば、
「この子さえいれば、もう何も必要ないわ」になってしまうんですが。笑
正しくは
「この子の幸せな将来のため以外の事は、もう何も必要ない」かな。
そんな感じで、
青野すみれは子育て中のミニマリストが増えていく事を願っています。
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