すみれの壺

青野すみれのブログ

別れを受け入れる、前に進む。

布団の中で、

Amazonプライムビデオのアイコンが青色に変わっているのに気づいて押してみた。

 

そこにピックアップされていた

君と100回目の恋

学生恋愛映画?と少し躊躇ったけど、坂口健太郎の容姿も、miwaの歌も嫌いじゃない。何だか吸い寄せられて、そのまま夜中に観ることになり。。。

 

 

  • 失った相手への想いがいくら大きく強くても、いくら時間を戻せても、運命は変えられない。

 

  • 受け入れて、前に進むことしかできない。

 

  • 可能な限り前向きに別れを受け入れること。遺される側よりも、大切な人を遺して去っていく側の方が何倍も何十倍も辛いということ。

 

恋愛にキュンキュンするのかと思いきや、そんな運命や死へのテーマが自分にリンクして引き込まれました。

 

 

誰もが大切な人を亡くしたとき、一緒に過ごしてきた懐かしい想い出をめぐって、もう会えない淋しさとか、これ以上感謝を伝えられないことに悲しみを嘆く。

 

わたしと弟は

さほど想い出が多いわけではなかった。

普段から会話もほとんどないし、大人になって一緒に出かけることもない。

 

ただ、わたしが生きていたら、弟もずっと居るんだと小さい頃からずっと何も疑ってこなかった。

 

わたしがちょっと先を走っていて、その後ろに弟も走ってる。

 

これから何十年もそう「ある」と当たり前に思っていた。

 

 

もっと仲良くしとくんだった。とか

もっと優しくしておくんだった。とか、

そんな風な感情よりも

 

わたしの歩む未来の中に、後ろを振り返っても、もう弟はいないんだということが、とてつもなく、淋しくて淋しくて、たまらなくなる。

 

若くして逝ってしまうということは、

想い出よりも、共有できたであろう未来への後悔が大きい。

 

でも先立つ人は

きっと思っている。

自分の死に執着して悲しむ時間はもったいない。ずっと一緒にいるから、自分の時間を前に進めて。

 

そこに執着して立ち止まっていても

運命が変えられるわけではないー

 

 

受け入れて、進むことができたとき

また一緒に歩めるんだろう。。。

 

 

寝不足だからか、寝る前に観たからか、作品の余韻が夢のように断片的に残っていて、

今日は朝から何だかフワフワしています。

 

 

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