すみれの壺

produced by 青野すみれ

「少なくても豊か」を気づかせてくれる存在

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我が家には元々持ち物の少ない人が住んでいます。

そう、夫です。
 
普段は各自で管理していてあまり開けない引き出しですが、
週末4日間出張中の夫の引き出しに洗濯物を仕舞おうと開けてみたら
気持ちいいくらいスッキリ少なくて、
あー。この人は持ち物をフル活用しているなぁ。としみじみ思いました。
 
 

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「必要か、必要でないか?」

持ち物をわざわざ少なく減らしたのではなく、元々使わない物を買わない主義な人なので、買い物も物凄く吟味します。
彼の中では、安いか、高いか。ではなく
「必要か、必要でないか」がいつもテーマの様です。
 
今でこそ、その考えに共感がありますが、暮らし始めた当初は私が欲しいと思ったモノでも、彼が必要の無い物だと判断すれば、買うに至らなかったので、色々反発心もありました。
そんなに「ケチケチしなくても」と
多々思っていました。
 
 

決して「ケチ」ではない

でも、「ケチ」ではない。と今ならわかります。
必要で無いモノを買わない、その先にある豊かさを彼はきちんと想像していたと思います。
 
結婚して暫くして、
料理がまだ未熟な私が「フードプロセッサーが欲しい」と言った事があります。
(千切りやスライスもできるやつ)
 
その時の私の気持ちは、もっと調理の効率を図って、時間をかけずに色々な料理にチャレンジして家族に食べて貰いたい。
という気持ちでした。
 
だけど、その気持ちを切り捨てるかの様に、「フードプロセッサーは要らん、買わんでいい」と彼は言いました。
「えー…!」
私は内心ショックでした。
 
その後の発言は、
「そんなん買ってしまったら、包丁の技術がアップせんから」
「時間かかるなら、言って。手伝うから。」
 
というものでした。
無理矢理納得させられた感がありましたが、その後何年もかけて、私はまな板と包丁に向かいながら、その時の彼の発言も何度も何度も思い出しました。
 
 

「少ない」から生まれる豊かさ

そして、今ではその時の判断に感謝しています。
フードプロセッサーを買わずにいたから、包丁を使って千切りやスライス、砕いたり、混ぜたりを手際よく済ませる技術も工夫をして身につける事ができました。時間は掛かったけれど、私のスキルとして一生モノになりました。
時間がかかるから手伝ってもらった事は家族の時間の想い出としてに心に刻みこまれました。
 
結果的には、電気代を掛けることなく、
道具にかかるメンテナンスの手間も省く事ができました。
 
こういう感覚を、意識改革せず、
持っているということに一緒に暮らしていて気づかされる事がたくさんあります。
一瞬一瞬の満足ではなく、遠い未来を見据えた満足をどれだけ想像できるかで、今自分が必要か、必要でないか。を判断していく。
 
スッキリした彼の引き出しを眺めながら、今朝はそんな事を考えていました。
 
皆さん、良い週末を^^
 
 
 

 

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