すみれの壺

青野すみれのブログ

消耗せずシンプルな行動で「結果」につなげるコミュニケーションとは

 

いつもバリバリ周りに指示を出しながらテキパキ仕事をしているAさんがいます。
 
もうひとり
いつも静かに自分のペースで仕事をしているBさんがいます。
 (どちらも女性中間管理職です)
 
 
ふたりを観察していて気付いたこと
 
AさんはBさんよりも一見すると仕事量をこなしているように見えます。
 
でも実は違うこということに気づきました。
 

しゃべらない仕事術

 

2人の行動の違い

Aさんは
周りでミスが起きたり自分の指示通りになってない事が起きると、すぐイライラしたり険しい顔で暴言を吐いたりしています。
 
 
Bさんはというと
周りで失敗はあまり起きてないし、尚且つ自分の思い通りに事を運んでいる時がほとんど。
 
 
さらに詳しく観察すると
 
Aさんは
周り(部下、同僚、上司)から質問、報告を受けてることが少ない。いつみても、せかせかイライラしながら指示ばかりしていることが多いから、周りも少し遠慮してる感じ=自分に情報が入って来てない。
 
 
いっぽうBさんはというと
ちょっとした事でも、皆が質問したり報告しに来ていて、それに対してBさんは全部に丁寧に説明したり教えたりしている。。という訳ではない。←重要!)
 
 
答えはだいたい
「ありがとう、任せるわ」か
「ありがとう、後はやっとくわ」の
どっちかだけ。
周りから情報が自分に入って来やすい環境をつくり、その情報の中で自分にとって重要な問いかけだけをふるいにかけてコントロールしている状態です。
 
 

情報を入ってきやすい環境にしているか

Bさんの行動は
常に自分に主導権があるので
物事が自分の思い通りに進む▶︎イライラしなくて済む▶︎また情報が入ってくる▶︎結果的に仕事が早くすすむ
 
という、好循環になっています。
 
逆にAさんは、初めからすべてを自分の思い通りにしようという気持ちから
周りの行動を支配しすぎ、結局は達成したい目的全体をコントロールできず、ミスが起き、イライラし、さらに周りの協力が得られない悪循環を起こしていました。
 
 
 

コミュニケーションで消耗しないために

どちらをマネしたいか。となれば
当然Bさんの行動です。
 
周りの表面的な評価だけを気にしすぎて
いるとAさんのように、結果に繋がらない行動をとりがちになってしまう。
 
そうならないように
出来るだけ
自分に情報が入ってくる環境作りが大切。
Bさんの方法は
一番消耗せずシンプルなやりとりで結果が出せている例だと感じました。
 
 
以上
身近に感じたシンプルな行動で結果をだせているコミュニケーションの例でした。
参考になれば幸いです。
 
 
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