【絵本の断捨離】手放すまで時間がかかった理由
娘が赤ちゃんの頃読んでいた絵本を、いくつか手放しました。
たくさん思い出が詰まってる本。
まだしゃべらない、もちろん字も読めない、そんな赤ちゃんだった頃。
仕事で疲れてても、毎晩寝る前に読む絵本だけは欠かさなかった。
唯一のコミュニケーションだった絵本の時間
保育園に通いだした0歳の頃なんか、18時に帰ってきて19時過ぎには寝てた娘。
帰ったらとりあえず、お風呂を貯めて、その間に、朝仕込んでた離乳食を大急ぎで娘にあげ、すぐにお風呂に入れる。
そうこうしてたら、すでに眠そう。
これで本当にいいのだろうか…
お風呂で一瞬そんなことが頭をよぎるけど、もちろん深く考える間は無い…
この頃は、夫が夜勤メインの仕事をしていたこともあり、夜はいつも娘と2人きりだった。
朝の1時間、夜の1時間だけを一緒に過ごす日々がしばらく続いた。
寝る前に絵本を読む時間は、
私にとって自己懺悔というか、母親やってる。って思いたくて、読んだらアーアー言ってくれてる、そんな娘との唯一のコミュニケーションだった。
手放せずにいたのはモノではなく感情
対象年齢が過ぎた赤ちゃんの絵本。
なかなか手放すまでに時間がかかった。
まだ働いていたうちは、なぜかその絵本を勲章のように本棚において、過去の自分の功績を讃えるかのように飾っていたから。
でも、娘との時間が増えた今、やっと手放すことに前向きな自分がいた。
それは、やっと自分の暮らしに満足しているということかな。と思う。
今に満足してはじめて過去を手放すことが、難しいことじゃなくなるんだろう。
実際手放すとは言うものの、想い出たっぷりの絵本を家のゴミ箱に投げ入れられるほど、アッサリした性格ではない私。
メルカリさんと、保育園に少し持っていった。
またどこかのお母さんと赤ちゃんのコミュニケーションの想い出になるように。
買ってくれた方ありがとう。
今はこうして気軽に譲れるから便利になりましたね。
色々葛藤はあったけど、ずっと仕事は好きだったし、働いてたことも、辞めたこともどっちも今は後悔していない。
自分で決めたことなんだから、あとは進んでくだけ。
写真は1歳の誕生日の娘と夫。あれからもう4年も経つのか… としみじみです。