すみれの壺

青野すみれのブログ

子ども用に割れない食器が本当に必要か。

うっかりと手が滑って、娘のお茶碗を豪快に割ってしまいました。

これは、夏に関東に行ったとき、工房で絵付けを体験させてもらった娘デザインのオリジナル。

気に入っていたので、我がミスながらかなりのショック…娘にも平謝りです。

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でも彼女は結構あっさりしていて「謝ってくれたからもういいよ。」だって。大人じゃん!(涙)

夫がカケラを拾いにきて、「モノはいつか壊れる。そんなもんや。」とひと言。

娘もそのフレーズに同意してあっさり終了。

 

私だけが、茶碗への喪失感を拭えぬままでいます。わが家でモノに一番執着があるのは、やっぱり私ですね。

割れた茶碗を眺めていたら、そういえば子供用の食器のことで感じていたことがあったのを思い出しました。

 

子ども用の割れない食器類に疑問

プラスチックやメラミンの割れないお皿を子どもが使っているのをよく見かけますよね。子供用=プラが当たり前みたいな雰囲気。

 

なぜなんだろう?

割れたら危ないから?軽いからかな?

よく、イヤイヤ期でお皿を投げ飛ばしてる子もいますね。

投げたり落としたりするから、割れるし危ない?

 

いや私は逆やと思ってて、軽いし、投げれるし、割れへんってわかってるから投げたりするんやと思うんです。子どもって大人が思ってるより賢いしよく見てるから。

 

 

食器は割れることを知ったほうが自然

子供が使う食器も陶器でいいし、目の前で割れたらいい。

投げたら割れるし、落としても割れる。

気をつけて触らないとないと血が出る。

それを見て初めて、丁寧に扱わなあかんモノ。と子どもは認識するんだと思うから。 

そうやってモノの扱い方や力加減を学ぶんだと思うから。

 

外食するとそういうお皿がよくでてくるのは、割られると困る店側の都合というか、リスク回避なだけであって、

子供おるから、プラスチックやメラミン製を使わなあかん。っていうのはなんか思い込みじゃないかなと。

 

むやみに増やさないために。

子ども用に。とすぐにアイテムを増やすのではなく、まずは大人と同じものでいい。試して難しそうなら、そこで初めて新しく増やすことを検討する。

わが家では、これからも大切にしていきたい、方針のひとつです。

 

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