物足りなさの正体
最近は実家の片付けをしているわけですが、
わたし自身、
片付けや掃除が好きなわけではありません。シンプルに暮らしている方に、そういった理由からモノを減らしている。という方もたくさんいらっしゃる。
わたしもその一員だと思っていたのですが…
実家の片付けや掃除をはじめてみて、
気づいた感覚があります。
なぜか「充実感」と「ワクワク感」があるのです。
もちろん両親とのやりとりで、戸惑いがあったり、弟の遺品も整理していますから、悲しみの気持ちもあります。
でもそれらとは全くの別の感覚です。
振り返ってみると、
じぶんの家が十分に片付いてから、
「とても身軽で、家事もスムーズ!気持ちがいい!」そんな暮らしの反面で、
ずっと何か見えないところに、物足りなさのようなものがありました。
わたしはその違和感を、お気に入りのものとか彩りとかいう
アクセントみたいなのが足りないのだろうか…と、ずっと探してきた気がします。
でも違った。
わたしがずっと感じていた物足りなさは
じぶんの身の回りに、手放したり、片づけたりして整えていくものが、もうこれ以上ないことだったのかもしれない。
虚無感だったのかもしれない。
モノへの執着を減らし、手放していくということは、暮らしや人生を整える手段としてとても有効だと感じてきました。
モノを減らすことが目的ではない。
やりたいことに集中するために減らす。
こういったフレーズはよく目にします。
ただわたしの場合は減らしたりキレイに整えていくことが、ちょっと「目的」
なんでしょう。
それに気づいたら、なんかもっとできることがあるように思えてきました。
明日で、今させていただいている
お仕事も終わりです。1年余りたくさん経験させていただいて、うまくいかない事も多かったけれど、色々自分で考えて行動する機会に恵まれていたな。と。
感謝です。