仕事から離れるとすぐに私からなくなるもの
仕事することから離れたとたん、すぐに忘れていることがある。
それは謙虚さ
私という人間は仕事をしてないと謙虚でいられないのかと思うと、まったく情けない。
スミレの花言葉なのに…
そんな私に謙虚さを思い出させるメッセージが届いた。以前仕事で付き合いがあった友人の1人から来たLINE。
彼女の近況に関する報告と私へのお礼だった。
お礼されるような事をした?記憶がなかったけれど、LINEでやりとりしていた内容が、知らぬ間に彼女へアドバイスになっていたみたいだった。
…
何ヵ月も経つのに
ちゃんとしたご報告ができずで失礼いたしました。その節は
お話聞いていただいて、ありがとうございます大阪はもう暖かいんでしょうか
ご家族皆さん、元気にお過ごし下さいませ
まるでLINEの内容とは思えぬ(LINEに失礼…)丁寧な文章とお礼の言葉に、たるんでいた心が、キュキュッと引き締まって背筋が伸びた。
なんと謙虚で律儀な…。
忙しさのあまり、やりとりが隙間化してしまった暮らし。便利なSNSやチャットは強い味方。
でも気持ちも溜めずに気軽にできてしまっているからこそ、相手への表現が十分ではない気はしていたが、
やっぱりそうだと改めて思う。
気軽に話しかけられるツールがあっても、それとは別に自分の気持ちを丁寧に「お便り」する。そういう心の余裕と、相手への謙虚さの気持ちは忘れずにいたいもの。
そして、今日は昔の職場に顔を出してきた。
取ってつけたような「謙虚さ」がお目見え。やっぱり、仕事絡まないとそうなれないんだな。自分に苦笑いしてしまった。
▼人とのやりとりはもっと丁寧でいたい