すみれの壺

青野すみれのブログ

友だちってどうやって作るの?

 

「お母さん、ワタシ友だちの作り方よく知らんで」

 

4月になって小学校の放課後ルームに通いだした娘。

入学前から放課後って表現するのもなんか変だけど、今は春休みなので朝から夕方まで。縦割りの新しい環境で、緊張しながらも楽しんでいる様子。

 

「新しく、お友だちできた?」

私からの質問の答えに何を今さら?!となってしまった。

 

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よくよく話を聞いてみると、

保育園の友だちは、気がついたら一緒にいたから、新しく作った友だちじゃなかった。と。

 

たしかに。0歳からいたしね。

でも、途中から増えたクラスメイトもたくさんいたよね?

 

それは、向こうから来るのを

いいよ。って仲間にするだけやん。

 

 

なるほど。ワンピースの仲間増えたみたいに言うね。

 

要は、受け入れた事はあるけど、自分から作りに行った経験ないよ。っていう話らしい。

 

「一緒にあーそぼ」って声かけたらいいんちゃう?

とりあえず一般論でアドバイス。

 

そう言いながら、私自身そんな風に友だちを作った記憶はないという事に気がついてしまった。。。

いつも、話しかけてくる子とただ仲良くしていたなーと思う。

自分から行動する。ということができるようになったのは、社会人になってから…?  いや、結婚してからかも。

 

仲良くしたい友だちはいたはずだけど、断られることが怖くて逃げていた。自分が傷つきたくない。その気持ちが一番強くて、受け身三昧。

恋愛もそう。

 

そうやって、10代20代にどれだけのチャンスを逃していたのだろう…

 

そんな風になるのはもったいないぞ。と思いながら、娘の顔をみると

「わかった。じゃあ明日からしばらく観察してみて、どの子に声かけるか決めるわ。」

とめちゃくちゃ冷静。

 

う、うん。それでいいと思う。(センパイ尊敬しますッ)

 

娘の尊敬するところは、

こういう風に、単刀直入に

「ワタシよくわかりません」って言えるところ。

ここは、私ではなく夫に似ている。

そして、アドバイスを冷静に試みるところ。

 

 

私は周りや両親にすらずっと受け身で、迷惑かけないように、ガッカリされないように…という気持ちで過ごしてた。

けど、じつは周りに気を遣っているようで、自分を守る事しか考えていなかった弱虫だったなと、今は思う。

 

性格だから。と言ってしまえばそうかもしれないけれど、

やっぱり子どものころから自分でアクションを起こして人間関係を作れると、

大人になっても自分軸で考えられる習慣になっていくんじゃないかなー。と。

 

新しい環境を心配した親のほうが、大切なことを気付かせてもらいました。

 

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