うめきた未来会議MIQSで聞いた印象に残るスピーチ
うめきた未来会議MIQS(みっくす)04にいってきました。
大阪梅田のグランフロント3周年のイベントとともに、開催された今回のイベント。
もう4回目になるそうです。
6名のスピーカーが15分ずつプレゼンテーション。
TEDみたいなイメージです。
自分が普段交わることのない世界の価値観に触れ、刺激され、未来を考えていくというイベントで、とても興味深い時間でした。
プレゼンターも豪華
- 建築家の光嶋裕介さん
- 映像アーティストのCOSMIC LABさん
- 起業家の須田健太郎さん
- ジャーナリスト 白河桃子さん
- 作家 湊かなえさん
- クリエーター 高城剛さん
の6名。
日々の小さな身近な決断が自分の未来を作っている。
という、起業家 須田健太郎 さんの言葉が印象に残りました。
未来は常に自分が決められるってことです。
何を食べるか
どこに行くか
誰と会うか…。
その決断の積み重ねが自己実現につながる。
本当にその通りだな。と思う。
■自分で決めていないとどうなるか?
1.人生にも慣性の法則があって、何も決めずにいても未来は生み出される。
2.決断していないと周りに流されていく。自分の意志ではない「誰か」の未来を過ごすことになる。
須田さんは「何も決めない未来には2つの魔物が住み着いている」と表現していました。
■じゃあどうやって小さな未来を決めていくのか?
未来に何を得たいのか?
実現させたいことはなにか。を明確にする。
須田さんは、ご自身の会社の売上達成や新規事業への挑戦など期限や数字を明確にして公言していらっしゃいました。
何しない。と決めることも自分の決断になる。
私がそんなスピーチを踏まえて感じたことは
「何もしない」と決めて過ごす未来も自分の決めた未来になる。ということ。
何か大きい目標を自己達成していくことだけが輝く未来じゃない。
ただボヤッとしていたり、目標が達成できないことが嫌で逃げたりネガティヴな時間を過ごす事と、「何もしない」とハッキリ決めて過ごす未来とは全然違う。
そういう未来の選択肢があっってもいい。
夢や自己実現のミニマリズム
夢や目標も壮大に考えず、減らしていい。
夢は大きく、志は高く。
そんな言葉はありふれていて、そこにはキラキラしたものがあって皆んなが注目する。自分も頑張らなきゃって刺激される。それももちろんいい。
でもそんな自己実現を「減らす」と自分で決める未来があって構わないと思う。
マイナスでネガティヴなイメージかもしれない。
でも違う。
大切なことはとても大きなことを成し遂げることではなく、
自分で未来を決めて納得し、受け入れて進むこと。
そうする事で不安や不自由さから解放されていく。自分で選択した未来には自分だけが満足できる幸せがある。なんてことない日常かもしれないけれど、自分にとっての豊かさがある。そう思う。
印象に残るスピーチって?
6名の方のお話を聞いて、どれも刺激ある内容でしたが
感じたことがありました。
■余白とリズム感
ずっと話してるだけよりも、話のリズム感があったほうが心地いい。
ゆっくりになったり早くなったり。そして言葉と言葉に余白があった方が、伝わる
■繰り返し
伝えたいことは、繰り返し。少し戻って繰り返すことで印象に残る。
■イメージさせること。
具体的な日常と結びつけイメージを投げかけられることであとから印象に残るスピーチになる。
4月のトークイベント・ミニマム文化祭 で私もスピーチする予定なので、とても参考になりました。
実はこれ、すみれんたるでした。
依頼人に会わないという、新しいカタチのすみれんたるでした。
ご依頼いただいたのは、ミニマム文化祭主催のミッドさん。
いつも枠に囚われないミッドさんの想像力と潔い行動力に刺激されます。
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