すみれの壺

青野すみれのブログ

親に「求めない」生き方。

父が我が家にやってきて

一か月が経とうとしています。
 
突然の出来事をできるだけ、
前向きに過ごそうと心掛けてきたけど、
精神的な限界を感じつつある。
 
(気持ちを吐き出すために書くので、まとまりなく長文です。。。)
 

http://www.flickr.com/photos/125664238@N07/17085353826

 
まず、今まで自分がどれだけ協力的で恵まれた環境で家事をしていたか。ということをひしひしと感じています。
 
父は殆ど家事をせず今まで暮らしてきました。
そういう人と暮らすと、今まで当たり前だったことが、通用しなくなり苛立ちの要因とモチベーションの低下になる。

 

当たり前のことだけど「いただきます」や「ごちそうさま」は言おう。

出した食事を無言で食べられる。これほどモチベーションが下がることはないと思いました。
美味しくなかったら、笑って「今日はあんまり」って言えばいいのに。
無言ほど愛のない表現はありません。
 
 

家事をしない人の償い精神的なお手伝いはどうしても非効率的になる

夜遅く帰り、申し訳ない気持ちからか、食べ終わった食器を運び置いておく置き方も、
洗うことを前提としない置き方になります。
例えば、ほとんど汚れてない皿をわざわざ油ギッシュな器の中に漬けたり。
何度か口で教えるもうまく伝わらない。→だったら自分がやった方が早い→
自分の負担が増える。と悪循環です。。
 
 
私はいま、いつか見たドラコンボールの悟空やベジータがすごく重たい服や重りを付けて戦ってた時を想像するようになりました。
いつか、この重りが取れたらもっと強くなれる。。
 
 
 
この1か月で、
両親は、私からたくさんの自由とお金を吸い取っていきました。(生活費以外もです)
 
 

家族だから仕方ない。受け入れる?

果たしてそれが合っているのかわからなくなってきました。
 
 
はじめは、協力するつもりでした。
でも、困っている時にだけ頼ってきて、しばらくすると、さも当たり前かのように暮らしていて、改善しようとかこれからどうしていくつもりとか、そういう話にすらならない。
そういう状況を見ていると、
「なぜ?」という気持ちにならざるを得ない。
 
 

親だから、それでいいと言えばそうかもしれない。

私は父が働いてくれたから育ってこられたのだし、
今が親孝行と思えばラクなのかもしれない。
夫はそう受け入れている様子。(どれだけ寛大なんだ。いや、実親じゃないから割り切れるんだろうな。)
 
 
しかし、仮にも娘が嫁いだ先に世話になっている。という意識はあるのか?親としてのプライドはそこにないのか?
 
これは父だけではなく、母も。
先日、母と顔を合わせたら、迷惑かけてるとかいう気持ちすらない様子で、軽めに別の話をして来られたので、
同じ妻として、娘の母親の立場として、やるせない気持ちになった。
 
 

自分が親になると、親に「求めない」のは難しくなる

昔から、あまりべったりというか、支持して育っていなかったので、親子の距離はあった。何で?と反発した時期もあったけど、
親に「求めない」気持ちになってから、
ずいぶん受け入れられるようになっていった。
自分が結婚して、少し距離ができたことで関係もちょうどよくなっていた。
 
 
でも、今また少し距離が近くなり、
自分も「親」の立場になってみてからだと、
なかなか、求めないのは難しい。
何でそうなの?
行き場のない思いが、
私の中をぐるぐる回って
毒々しい色になりつつある。
 
そんな自分に気づいて、
バランスを取ろうと
今日は娘を早く迎えに行った。
 
そしたら、何も言わないのに
お母さんが何だか可哀想だから。と
いつもより積極的にお手伝いをしてくれる。
エスパーばりの気の遣いように、驚きながらも
 
娘の行動は、
それまで親を責めてばかりいた私を少し中和してくれた。素直に嬉しかった。
 
しかしそうなると、また考えはグルグル回って答えはでない。
 
 

家族だからって無理する必要はないんじゃないか。

見放して、
自由に生きるのが、
親にも自分にも良いのではないか。
 
それが、シンプルに「生きる」ということではないか。
 
自分の器は大きくありたいけど、自分が寛大すぎて相手を甘やかす事になるのは避けたい。
他人なら簡単に手放せることも、
家族になると難しい。
 
 
答えがまとまらないまま、
今日の1日が終わる。
 
 
 

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