シンプルだけど心のこもった返事をするために工夫できること
普段の会話、相手を思うばかりに、返事が長くなってしまったり、うまくまとまらなかったり。いい言葉が見つからず、ありきたりの返事になってしまったり。
そのたびに、シンプルだけど心のこもった返事を咄嗟に返せるようになりたいな。と思います。
今日はそんなふうに思いながら、年上の方々の会話を観察していて、
あ、いいな。使いたいな。と思ったフレーズを4つピックアップしてみました。
ありがとうございました。→何かといたらずでしたね。
職場で、お世話になった方に挨拶されている方がいらっしゃって
その時に何気なく返していた言葉が印象的でした。
私だったら「いえいえ、こちらこそ」と
返して終わりそう。普通すぎる…
語彙の少なさを思い知らされます。
自分を謙遜しながらも、相手を気遣う気持ちがシンプルに伝わる言葉だと思います。
ごめんなさい。→誰でもよくあることですよ。
これは、私が言われたんですが
やっぱり言われると気持ちがラクになる。というか、素直に「そうだな」
と前向きになれるひと言でした。
「ごめんなさい」と言われたら、「気にしないで」とか「大丈夫だから」とか
言ってしまいがちなんですけど、やっぱり相手を思う気持ちが大切ですね。
大丈夫ですか?→すこぶる元気です。
体調を崩していた方が復活してきたときに、使ってらっしゃいました。
自分は非常に元気です。という状態を伝えたいけど、私なら「めっちゃ元気です」か「超元気です」くらいしか、表現が見つからなくて、それはさすがにラフすぎるから普通に「元気です。」と答えて終わってしまいそう…なるほど、
「すこぶる」といえば相手が友達じゃなくても使えますね。
ごちそうさまでした。→宜しゅうおあがり。
食堂のおばちゃんが言ってました。
あ、娘にもこう返せばいいのか。と発見でした。よく使いがちなのは「はい、よく出来ました」って言ってたんですけど、ずっとは使えないし相手が子供限定ですもんね。
「ありがとう」でもいいけど、なんかこっちのほうが品があっていい。
咄嗟に返せる返事のお手本は身近にたくさんある。
興味をもって観察してみると、たくさんの素敵な日本語の使い方をしている方がたくさんいます。
普段から気になったのをチェックしてどんどん使っていくことで、咄嗟に返せる言葉の数を増やしていくことができますね。
相手を気遣うがあまりに、ごちゃごちゃ長く話しかけるより、サラッとシンプルにひと言。コミュニケーションはできるだけシンプルにしていたい私。
そんなフレーズをこれからも増やしていきたいと思います。
皆さんもぜひ観察して素敵な返しをストックしてみてください^ ^
それでは、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ
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