増えてもいい無駄と減らすべき「無駄」の違い
ベランダに出るとツーンと刺すような寒さ。普段は比較的過ごしやすい、わたしが暮らす大阪も今朝は氷点下を記録していました。
こんなに寒いと、何もしたくなくなりますね。
そんな日に限って仕事初めです。。
今年はボチボチと新しいことが始動する予定。1年前からずっとそんなことを言っている気がしますが…
引きこもりがちだった苦手な冬
昔から冬がとても苦手で、
ずっと憂鬱な季節でした。これじゃあ嫌だと思い立ち、冬に何かやりたいこと作っちゃえ!それで20代に始めたのがスノーボード。
元々、アウトドア系は好きだったので、
これならいけるかもしれない。そんな流れを期待して。
当時はまったくの初心者にもかかわらず、板やウエア、小物を一式ババーンと買揃えまして、いわゆる「カタチから入る」ってやつをやりました。
ちょっと上手な友だちが、毎週通うのに付き合ってくれたおかげもあって楽しくなり、それ以来は冬を待ちわびるようになりました。
見事に冬嫌いを克服したという訳です。
それを思い出すと、大きな買い物をする(モノを増やす)いうことは、決して身軽な暮らしの足を引っ張る要素だけではなかったな。と思います。自分にとって正しい増やし方をすれば、行動力の後押しをすることができる。
それが、一見「無駄」に見えるものから生まれる、人生の楽しみや彩りということになっていく。
無駄は増えていい
シンプルに暮らすことを意識しすぎると、
減らして、減らして、減らし続けていると、どうしても「無駄」なことに敏感になってきて排除したい体質になる。
「無駄」がどんどん目について、削ぎ落としたくなる。
自分は今そんな傾向にあると感じています。
けど無駄には種類があって、
- ①無い方が楽になれる無駄 と
- ②増やせば、楽しくなれる無駄。
どちらも人それぞれの環境や価値観によって違ってくる。
他人や周りの意見で判断していると、いつのまにか①が増えてしまうけど、
自分をよく観察しながら向き合っていけば、②を増やせていける。
わたしは2017年、この②を増やしてく1年にしたいと思っています。
もちろん、まだまだ①を減らしながら。