壊れた洗濯ハンガーの寿命をちょっと延ばしてみた話。
洗濯物干しで使っている、プラスチック製ハンガー。劣化してきて、パキッといっちゃいました。寒い時期によくこうなる。
毎日お世話になるモノが、こうして目の前で寿命を迎えてしまうのは、何だか切ない気持ちというか、ついつい新しいのを買い足して安心したくなりますね。
でも我が家のハンガーはというと、少しずつ個数が減ってきてますが、今は慌てて買い足さず様子見です。
わたしにとっての家事の心地さは、便利なモノを沢山持つことではなく、
管理がラクになるものを選んだり、
そもそも使わない選択をすること。
今度買い足す時には、少し丈夫で長くつかえるステンレス製のものにしようか。。それとも、手持ちの洋服が減った分、ハンガーの余りがあるので、洗濯用にこだわって増やす必要もなくないか…と自分会議中。
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壊れたハンガーを活用して子どものおもちゃに
いつもなら、「ありがとう、さらばじゃ」と潔くゴミ袋に葬るのですが、
今回は何となく、「まだ、僕使えますよ」というハンガーからの訴えが見えた気がして、
折れたハンガーを眺めること、数秒…
片方は洗濯バサミに、
もう片方は、
なんかの形に似てるな…
「あ、弓やな」
そう思って、壊れたハンガーを持って弓矢を構えるポーズをとると、娘に大うけ。
さっそく奪っていったので、しばらくおもちゃになってサヨナラやな。なーんて思ってたら、
ふと見ると、紙で矢を作ってた。
いいねー。その創作欲。
と嬉しくなったので、ならばと大人の知恵で、ちょっと本格化。
ゴムをかけて、
紙製の矢も竹串やピンチで補強してみした。
立派な?おもちゃになりました。
めっちゃとびますよ。
しかも、このハンガー乾きをよくするために肩部分が伸びるタイプだったんです。
これを伸ばすのが、強くなるイメージみたいで嬉しいらしい。なんかわかる気がする^_^
話題のおもちゃや、可愛いグッズをを買って増やすより、やっぱりこういう遊びのほうがしっくりきます。なにより子供の反応が違いますもん。
多用途な視点でモノの命を使い切る
少ないモノで暮らしていると、
多用途に使える視点が、自然と肥えてきたなぁ。と感じています。今回の出来事もそのひとつ。
ひとつのモノが、それ以外でも活用できそうにみえてくる。笑
周りからみれば、ちょっと貧乏くさいことなのかもしれないけれど、
わたしにとっては、そのアイデアが増えてくことが、とても楽しいし、なくても大丈夫か…。と気楽で構えず暮らしていられる秘訣になっています。
カタチを変えて最後の最後まで使ってみる。モノの命を使い切る。という考え方をこれからも大切にしていきたい。その背中を我が子にも見ていてほしいと思います。