自己紹介で必ず言うこと
自己紹介の季節。娘も新しいクラスで自己紹介ゲームをしたそうな。
どんなんしたん?
教えへーん。
少し前までは、質問すると一生懸命に何でも教えてくれたのに、小学校に入ったとたん、ちょっと秘密主義な部分がでてきて、これも成長かと淋しさを紛らわしています。
自己紹介といえば、いつも習慣にしていること。
それは、コンプレックスを先に言ってしまうこと。
「コンプレックス」というと、暗いイメージだけど、
周りとはちょっと違ってる。って自分が意識してる部分
を言ってしまうのがいいと思う。
私の場合は、必ず最初の会話で、夫は中国人です。っていうようにしていて、
これを習慣してから本当にラクになりました。
自分も。そしてたぶん周りも。
最近では、随分やりやすくなったけど、ひと昔前(私が結婚したころ)は、まだ国際カップルもそこまで多くなくって、しかも悲しいけど「中国」というワードに敏感な方がいたりで、
私にとっては、生活の中心で紛れもない事実なのに、周りから中国が悪気もなく否定される会話が聞こえてくると、自分も悲しくて辛いし、どんどん言い出しにくくなって追い込まれていく…。
何で私が…。
私は悪くないのに…。とか
延々悩んだ時期がありました。
この件は、夫にも相談できなかったから辛かった
結局は、最初に言ってしまった方がラクだって、気がついて…
よく考えてみたら、相手は事実を知らされてないワケですから、配慮できなくて当たり前なんですよね。
言いにくいことって、時が経てば経つほど、あれこれ状況が絡み合ってカミングアウトしにくくなるし、パワーが必要。
逆にはじめに言ってしまうと、重め?の内容も軽く伝えられることが多い。
自己紹介で自分のコンプレックスな部分を言ってしまうことで、避けられる人ももちろんでてくるかもしれないけれど、
事実はもう伝えたので、後は周りが判断してね。というスタンスは自分が本当にラク。
離れていく人、近づく人。
人間関係をシンプルにしてくれる方法の一つです。
こんな自己紹介もしていました。