保護者会と私
ロックシンガーのダイアモンド ユカイさんが、幼稚園のPTA役員を2年務めたというのがテレビから流れていて、
何でそんなことがニュースになるんだろう。と思いつつ、
何となく同じ匂いに共感してしまった。
わたしもこの2年、保育園の保護者会で委員や役員をさせていただいた。これは、私をよく知る人にとっては青天の霹靂だったと思う。
母親としても園内ではなかなか破天荒な感じだったし、
集団は苦手だし、そういう集まりは絶対避けるタイプというのは、ブログにも時折書くこともあったので読者の皆様ももしかしたら、意外と思ったかもしれない。
それは正解で、私にとっては新たな挑戦というか、わざと苦手に飛び込んだ小さな実験でした。
苦手やけど、やってみたらどうなるやろう。
そう思い、志願してやってみることにした。
運が良かったのかもしれないけれど、気持ちが乗らなかったのは初めだけで、
結果的に、勉強になったことの方が多かった。毎年払っている保護者会費が毎年どのような仕組みで使われているのか、園と保護者会がどんなふうに連携をとっているのか…
関わらないときっと無関心なまま、終わるところだったと思う。
役員をしている間に実際に話し合いを元に改善できたこともあるし、力不足や準備不足でうまくいかないこともあったけど、
また次年度の方にバトンを渡して、少しずつ良い方向に進むように。
今、娘や私が過ごしてきた保育園の環境があるのも、これまで委員や役員をされたたくさんの方の思いの積み重ねがあったからなんだろう。という事が本当によくわかったから、それだけで十分にやった甲斐があった。
人間関係が面倒だと避けられがちな保護者会やPTA
合う人、合わない人がいるのは、どの環境でも同じ。職場でも学校でも家族でも。
その人達とどう上手くやりとりできるか。というのが、私にとってもよい訓練になったと思う。
幸い、保育園の親同士というのは、お互いに仕事&忙しさという共通項があるので想像していたよりは、さっぱりしたコミュニティ。挑戦するにはちょうど良かったかもしれない。
以前より苦手意識が無くなったし、やった事もないクセに、どこかで刷り込まれた情報と妄想で苦手と思い込んでいた節もあるのかもしれない。
何よりダイアモンド ユカイさんも仰っていたように、みんな子どもたちの事を思って良くしよう。という気持ちがある。それだけでやっていけると思うので、苦手意識がある人もちょっと踏み出してみると、保護者会やPTAへの参加に関しても見方が変わるかも。